【マルチ商法】補正下着のダイアナの会員である友人に勧誘されたときの話。

【生活】

この話の前置き。

数年前の話になります。

ある日、しばらく会ってなかった高校生時代の友人(以下、Aちゃん)から久しぶりに連絡がきて、「元気?今度いっしょにご飯食べに行かない?」と誘われました。

高校生時代のAちゃんの人物像をひと言で表すと『みんなのお母さん』って感じの人。

ぽっちゃり体型、性格は優しくて明るくて元気で世話好き、女芸人のようにみんなを笑わせることが上手なムードメーカー、そして友達グループのリーダー的存在な人でした。

 

社会人になって、高校生時代のほとんどの友達とは関わりがなくなっていたので、Aちゃんからの久々の連絡が嬉しかった私は喜んでご飯のお誘いを受けました。

 

久しぶりに会ったAちゃんは、高校生のときより痩せてスリムになっていて、ヘアスタイルもメイクもばっちりで、別人のようにキレイになっててビックリ!

 

食事中に、私が「Aちゃんほんとキレイになったね!羨ましいよ~!」と言うと、Aちゃんは「ふふふ♪ありがとう♪なぜ私が大変身できたのか理由を説明するね。」と話し始めた。

 

【Aちゃんの話】

※Aちゃんの感想であり、効果・効能を示すものではありません。

・親戚の人の紹介がきっかけで、プロポーション作りのダイアナの会員になった。

・ダイアナの補正下着を毎日装着したらボディラインが引きしまった。今も着けてる。

・ダイアナのダイエットスープを飲んでいる。必要な栄養がバランス良く入っていて、なおかつカロリー制限にもなる。

・ダイアナのサロンでリンパマッサージをしてもらっている。代謝が良くなった。

・化粧水も乳液も、ファンデーションなどの化粧品もダイアナの商品を使っている。サロンでスキンケアのやり方や、メイクの仕方を教えてもらえる。

・ダイアナのおかげでキレイになれて、人生初めての彼氏ができたし最高に幸せ!

 

私自身ぽっちゃり体型だから、Aちゃんの話がめちゃくちゃ興味深くて真面目に聞いていたら、Aちゃんは「ともちゃんが良ければ、私が通っているダイアナのサロンに遊びに行ってみない?私の紹介でサロンに行けばダイアナのパンツ無料で貰えるよ!」と言いました。

 

このあと特に用事はなかったし、Aちゃんの話でダイアナに興味が出てきたところだし、ダイアナの補正下着のパンツを無料で試すことができるなら…と思い、サロンに行くことに。

ここまでが前置き。

 

ダイアナのサロンの無料体験を受ける。

サロンには、Aちゃんが「チーフ」と呼んでいる先生みたいな女性がいました。

挨拶をして、Aちゃんが私をチーフに紹介。

チーフの第一印象は、スリムな体型で、髪型にもメイクにも気を使ってる上品なおば様。

チーフは、すぐに「昔の私の写真見せてあげるね!」と私に紹介を見せてきました。

その写真には肥満体型のチーフが写っていてビックリ。

チーフは「私もダイアナに通ったことで痩せてキレイになったのよ。昔は生徒の立場だったけど、いつしか自分でサロンを持ちたいと思うようになって、チーフになったの。」とおっしゃいました。

 

この時点ですでに私は「ダイアナに通えば私も痩せてキレイに慣れるかも!」とほぼ洗脳完了状態!(あとで解けますが。)

 

その場の流れでサロンの無料体験をさせてくれることに。

身長と体重を測定後、チーフが私の理想的な体重を割り出して、痩せる為のアドバイスをしてくれました。

 

リンパマッサージは体内の毒素の排出を促すと説明を受け、ストレッチマットに寝かされ、リンパマッサージをしてくれました。(けっこう痛かった。)

 

ダイアナの化粧品のお試しもさせてもらいました。

チーフが「クレンジングクリームを使うときは、マッサージしながら優しく顔に馴染ませるの。私の真似してやってみて。」と言いながら、チーフ自身の顔にクレンジングクリームを塗り始め、私は言われた通りチーフの動きを真似してクレンジングクリームを自分の顔につけてマッサージをしました。

 

クレンジングクリームを洗い流したあとは、こと細かく、化粧水の馴染ませ方、乳液の塗り方、化粧下地の塗り方、ファンデーションの塗り方の順にレッスンしてくれました。

 

チーフが私のために無料でここまで時間を消費してくれるのはありがたいと思う反面、化粧品の使い方のレッスンの時間がけっこう長かったので疲れてしまった。

それに、いちいち使い方が決まっているのは面倒くさい。

私のテンションはすっかり下がっていた。

 

サロンの無料体験が終わったあと、Aちゃんが言ってた通り、無料でダイアナのパンツを貰いました。

 

やっと帰れるぞ~と思ってたところに、チーフに「数日後にダイアナのプロポーションコンテストが開催されるの!ともちゃんも見に行かない?」と聞かれました。

 

それは興味が出なかったので「あ~いや~、私まだダイアナの会員ではないので遠慮しときまよ~。」とやんわりお断りしたんだけど、横からAちゃんが「行こうよ!楽しいから!」と言いだした。

チーフも「私といっしょなら無料で観覧できるから行きましょう!」と言い、めっちゃ困ってしまった。

なんか「私も行きます。」と言うまで帰らせてもらえない雰囲気。

 

チーフが私のために時間をかけて無料体験をさせてくれたことや、ダイアナの補正下着のパンツを無料でもらった手前、はっきり断るのも申し訳ないと思ったので、しょうがなくお誘いに乗ることにしました。

 

無料でもらったダイアナのパンツを履いてみた感想。

もらったパンツのことにも触れておきます。

初めてダイアナのサロンに行った当日の夜にパンツを洗濯し、翌日に履いてみました。

まあ補正下着だから当たり前だけど、普段のパンツに比べて締め付けがあり、着心地は気に入らなかった。

それと見た目もあんまりだった。

色はグレーがかったベージュで、THEおばさんって感じの。

 

Aちゃんと久しぶりに会ってご飯に行ったときは、私のテンションは高めでダイアナに興味津々だったけど、徐々にテンションは下がって洗脳も少しずつ解けてきた。

 

そして、もらったパンツは1回履いたっきりで、その後は引き出しの奥で永遠の補欠選手になりました。

 

ダイアナのプロポーションコンテスト。

会場は宜野湾市のコンベンションセンター。

コンテストが行われる建物の入口の前は、観覧客であろう年配の女性たちでいっぱい。

コンテストの出場者は先に建物の中にいるようでした。

 

入場時間になったので、チーフとAちゃんの誘導で着席。

司会者が清水ミチコで驚き。お金かけてるな~と思った。

コンテストが始まり、リズミカルな音楽が流れ、出場者が入場する時間になった。

 

その光景は衝撃だった。

ハイレグなレオタード姿のおばちゃんたちがゾロゾロと舞台に出てきた。

出場者の中には、おそらく出場者の最高齢の方だと思われる、猫背でがに股歩きのおばあさんもいた。

みんなキラキラした笑顔で自身に満ち溢れていた。

 

入場式が終わったあとは、出場者が1人ずつマイクの前に立ってスピーチする時間になった。

スクリーンには、ダイアナに入会する前の太っていたころの出場者の写真が映し出されてた。

みんな笑顔で、明るく元気、個性豊かなスピーチでした。

 

コンテストが終わったあと、Aちゃんが「コンテストすごかったでしょ?ダイアナの良さが分かってきたんじゃない?」と聞いてきた。

まあ確かにすごさは分かった。

見た目がキレイになることで自信がつき、明るい性格になり内側もキレイになれるのだと。

 

だがしかし、私はダイアナの会員になる気にはなれない。

スキンケア商品や化粧品の使い方に細かなルールがあって面倒だと感じたし、リンパマッサージ痛かったし、補正下着は可愛くないし。

 

さらに、そばに居たチーフが「ともちゃんもダイアナの会員になって痩せることができたら、コンテストに出ようね!」と言った。

 

え、普通にヤダし。

ハイレグなレオタード着て、人前に出て歩きたくない。恥ずかしい。

 

続けてチーフが「今からサロンに行きましょう。ともちゃんに見てほしいものがあるの。」と言った。

正直もう帰りたかったけど、横からAちゃんが「行こう行こう!」と言い、雰囲気に流され断れずに、サロンに行きました。

 

そのあと、ダイアナへの興味が完全になくなり、むしろ嫌になる出来事が起きる。

 

ダイアナの商品を買わされそうになって焦る。

チーフもAちゃんも「ともちゃんはすっかりダイアナの魅力にはまりこんだ!」と思ったようでした。(違うのに。)

そしてチーフが私に見せたかったもの、それはダイアナの商品が載ったパンフレットでした。

そして、チーフが私にすすめてきた商品は、30万円もする補正下着+ダイエットスープ+化粧品のセット。

値段を見て絶句。

横にいたAちゃんが「私、この30万円のセット買ったことあるよ!痩せて綺麗になれるからオススメ!」と言った。

なんとか断らなきゃと思い、私が「さすがに高くて手が出せないな~」と言ったら、チーフがすかさず「クレジットカードを使って分割払いにするのはどう?」と聞いてきた。

Aちゃん「ダイエットスープ美味しいよ!ともちゃん絶対気に入ると思う!」

チーフ「ダイエットスープだけ買ってみる?」

Aちゃん「ともちゃん今も可愛いけど、痩せたらもっと可愛くなれると思う!」

チーフ「補正下着とダイエットスープと化粧品を単品で買うより、このセットを買ったほうがお得だよ。」

 

2対1のこの状況はまずい。押しに負けそう。

なんとか逃げなきゃと思い、とっさに「次にサロンくるときまでに考えておきます!」と言葉が出ました。

2人の様子は、今日のうちに私に30万円のセットを買ってほしかったようだけど、私が「次にサロンくるまで」と言ったことで、また来てくれるならいっかと思ってくれたようで、一旦引いてくれました。

そして、「このあと用事があるので帰ります!」と言い、逃げるように帰った。

 

ネットでダイアナのことについて調べたら、マルチ商法だと知る。

チーフもAちゃんも、なんであそこまで熱心に、30万円もするセットを私に買わそうとしたのか謎でめちゃ怖くなった。

何か裏があるのかなと思いググってみたら、ダイアナはマルチ商法をやってる会社だという情報が出てきた。

口コミがたくさんあった。

押しに負けて、合計70万円も払った人もいた。

 

もしもあの時、チーフとAちゃんの押しに負けて、私が30万円の美容セットを買ってたら、あの2人は紹介料としていくらか報酬を手に入れることができていたのだ。

危うくカモになるところだった。

 

Aちゃんとの関わりをなくす流れにもっていった。

逃げるように帰った日の夜、Aちゃんから「今度いつサロンに行く~?」とメールがきた。

角がたたないように、そーっとフェードアウトしたかった私は「スケジュールが埋まってて、いつ行けるかわかんないな~。ごめんね。」という文章と、Aちゃんから何度もメールがこないように「行けるときは私からAちゃんに連絡するね。」という文章を入力して返信をした。

そして、私からAちゃんに連絡するのことはせずに過ごした。

 

数日経ったあとに、痺れを切らしたAちゃんからメールが届いた。

その際に、「数日考えたけど、チーフとAちゃんがオススメしていた30万円のセットは買わないことにした。ダイアナの会員になることもないかな~。」と返信した。

 

数日、関わりを断ったことでいろいろ察してくれてたのか、Aちゃんから「わかった。」とだけ返信がきた。

これがAちゃんとの最後のメールのやり取り。

それ以降、Aちゃんから連絡はこなくなった。

 

後日談。

後から知った話。

Aちゃんは私だけではなく、他の友達にもダイアナの勧誘をしていたことがわかった。

Aちゃん以外の、高校生時代の友達が教えてくれた。

私にしたように、言葉巧みにダイアナのサロンに誘いこみ、チーフといっしょになって、2対1の状態にして、最終的には高額な商品を売りつけるという戦法を繰り返していたようだ。

 

Aちゃん、高校生のころは性格が良くてみんなの人気者だったのに、ダイアナにハマったことで、見た目だけではなく中身もすっかり別人のようになってしまった。残念です。

 

数年ぶりに連絡してくる友人には注意しよう!

マルチ商法にハマった人は、まずは普段から付き合いがある身近な人を勧誘し、身近に勧誘できる人がいなくなったら、学生時代の友人や同級生に連絡する傾向がある。

だから、しばらく付き合いがなかった友人や同級生から数年ぶりに連絡がきたときは、マルチ商法じゃないか注意しましょう!

以上、ダイアナの会員である友人に勧誘されたときの話でした!

おしまい。

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